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arko lemming 「S P A C E」を聴いて

もっともっと知ってほしい曲はたくさんある。ヒットチャートの上位のアーティストだけが注目を浴び続けるなんて間違っている。

2017年が明けて1月から期待の新譜がたくさん目白押しで嬉しい限り。1月2週目はワンオクやブルエンなんかがプッシュされてるみたいだけど僕がプッシュするのはarko lemmingの「S P A C E」一択。

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今作「S P A C E」はarko lemmingにとって2枚目のアルバムで前作の「PLANKTON」はそれはそれはとてつもなく良かったのを覚えている。正直デビュー盤であれだけの良曲を量産されると才能というものは怖いと思ってしまう。

そもそもalko lemmingとは何かと聴かれると有島コレスケだよと答えるしかない。だってalko lemmingは有島コレスケただ一人だけだから。ソロバンドは僕は大好き。ドレスコーズとか真空ホロウとか銀杏BOYSとか。でもソロバンドつってもこの3組はメンバーがボーカル以外みんな脱退したから仕方なくソロみたいになっちったって感じだけどalko lemmingはハナから有島ただ一人。しかもサポートは皆無という。作詞、作曲、ボーカル、ギター、ベース、ドラム。全て有島が務める。まさにソロバンドとは現代、彼のことを指すのだ。

有島コレスケはtoldというバンドでベーシストを務め、ドレスコーズのサポートベーシスト(この間の恵比寿公演ではギターを弾いたらしい)0.8秒と衝撃ではドラマー、その他大勢かけもちしている売れっ子。正直大変だと思う。だからそのなかで有島がたったひとりで表現し作り出す音楽に惹かれない訳ないのだ。

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「S P A C E」の話をしないと。今作もとても素晴らしいアルバムなのはもう間違いない。今作の1番の特徴と言えば「dual-O」「dual-I」「dual-TRACK」の3曲。これは「dual-O」と「dual-I」を同時再生すると「dual-TRACK」になるのだ。おもしろい。ふたつでひとつになるのだ。「dual-O」も「dual-I」もそれぞれ違う風に聴こえるのも楽しい。しかも今作は2枚組計15曲入りの大ボリューム。Disc1はINNER(=外向き)つまりポジティブ。確かにポップスの曲が多い。Disc2はOUTER(=内向き)つまりネガティブ。アンニュイな雰囲気があるかもしれない。

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ポジティブな曲は体が動く。ネガティブな曲は心が動く。音楽は人の気持ちを感情を揺さぶる力がある。人は怒ったり悲しんだり喜んだり笑ったりを繰り返してる。その時々の感情によって聴くにふさわしい音楽が必ず存在するのだ。

「S P A C E」が改めて教えてくれたのだ。